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高音質業界 バウ 03/7/18(金) 10:33

高音質業界
 バウ  - 03/7/18(金) 10:33 -

引用なし
   「ドラムマガジン」だとか「ギターマガジン」だとか要するにプレーヤー系の雑誌とかのディスクレビュー見てるとよくあるのが
「有名ドラマー」等による錚々たるメンツを集めてのソロアルバム。
「○○の超絶ドラミングテクが聴ける!」とか書いてあるんだが
「…でどういう音楽やってるの?」というとこがスッポリ抜け落ちててさっぱりわからん、てやつ。
でもまあこれは理解できる。素晴らしい技術というのはジャンルを超えてエンターテインメントになり得ると思うし
「超絶テク」とか言われると俺も聴きたくなるしね。

しかし世の中にはさらにディープな世界があるんです。
最近知ったとある自主制作音楽レーベルなのだが
このレーベルが出してるCDのウリというのが「音楽性の高さ」でもなければプレイヤーの「演奏技術の高さ」ですらもない
では何がウリなのかっつーと
「音質の高さ」
これ。
CDの紹介文にも一応サックスプレイヤー何某のアルバム、と申し訳程度にアーティストの名前が記載されてはいるものの
基本的には「エンジニアの○○」がいかに音質に気を使って収録し、いかにして高音質でCDに焼いたかっつーことが延々書き連ねられている。
一部抜粋すると

「デュプリケーターは特殊レゾナンス・チップにて徹底チューニングし電源ケーブルはRCC−ZPower 0.4mのCUSTOMバージョン。ヒアリングにより決定したベースボードは天然大理石ボードの上に3cm厚の桧無垢材を使用。電源はブレーカーよりデュプリケーター専用電源を設け特殊処理済屋内線材により100Vを供給。壁コンセントは松下製WN1318。ブレーカー&壁コンセントも特殊レゾナンス・チップにて…以下略」

ハァハァ…引用するだけで眩暈がしてきたよ。
でもって当然、どういう音楽をやっているのか?などという
「どうでもいいこと」
は一切書かれてないのだ。
そうここでは「エンジニア」こそが唯一の主役、スターなのであった。

「どういう音楽なのか」などという曖昧模糊とした選択基準など歯牙にもかけず
「音質が良いかどうか」のみを徹底追求する漢たちの「シーン」は確実に存在する!

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