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出演 COLORED
RICEMEN、LiE、PADLOCK、ハンマー、BUZZY大和町バンド etc...
本日はCOLORED
RICEMENに出演交渉の用もあり、また噂のBUZZY大和町バンドも出演するということで、急いで西荻に向かったのだが、なんとBUZZY大和町バンドの出番はTOPということで、着いたらもう終わってました。無念..... このBUZZY大和町バンドというグループは鉄アレイ、JUDGEMENT、FORWARDのメンバーからなる日本ハードコア界期待の激烈プロジェクトで、メンバー各自の活動もあるため、ライヴ本数も少ない。そういう意味で本日は貴重な日だったのに苦夜死ーっ!!!MAU君(LiE)に感想聞いたら「凄かった」の一言だけだったので無念さはつのるばかりであった。
ハンマーはハードコアのホープという感じでスマートなステージングだった。サウンドはちょっとTHRASHっぽい感じもするけど、D-BEATっぽさもあるような。こういうのってホント文章にできないね。ライヴ後、VoとGの人とちょっと話したんだけど、俺の齢聞いたらやたらびっくりしてて、痛快だった。でもさ〜、正直ハードコアとかパンクって決して若者だけの音楽じゃないと思うんだよね。俺は中坊の頃からPUNK聴いてるけど、この齢まで一度たりともPUNKのATTITUDEを忘れた事はないし、それは一生変わらないと思ってる。 まあ、アナーキズムに立脚したCRASSみたいなバンドとS×Eのバンドを同一線上で語るのは不可能なようにPUNKのATTITUDEっつうのも人それぞれだけど、要は長いものに巻かれないとかD.I.Y.の精神があれば70歳になってもPUNXであると... ああ、話が脱線してしまった。
PADLOCKのVoは故MASAMIさんにちょっと似てハスキーヴォイス。ちょっとMETAL
COREなテイストもあり、演奏もシャープだし、文句なくカッコイイ。
LiEは毎回全力投球のステージでホント底力のあるバンドだなと感服。トラブルも若干あったけど、そんな事には全く動じないし、まったくもってタフな奴らだ。
で、いよいよCOLORED
RICEMENの登場。通常のVo,G,B,DrにSAXを加えた5人編成。Voはex OUTOのブッチャー氏でBassはex LIP
CREAMのミノル氏である。 OUTOは大阪のバンドだったからそんなに頻繁にLIVEを見た事がなくて、85年くらいにAA
recordのHARDCORE不法集会レコ発を鹿鳴館で見たのが最後だったから、生身のブッチャー氏を見るのは 実に18年ぶりということになるが、相変わらず凄い存在感だった。 彼等は激速ビートでもなければ、阿鼻叫喚SCREAMというものはなく、いたってシンプルな楽曲が中心だが、その音の隙間に垣間みれる驚異的なセンスはまさにベテランというか、真の意味でHARDCORE
PUNKを理解している者にしか出せない味わいだ。 前半はこけおどしがない分地味な印象を受けたが、中盤以降は彼等の独特のGROOVEがなんとも心地よくなってきて、自然と身体が動きだしていた。本日のお客さんもやはりCOLORED
RICEMEN目当ての人が多いらしく盛り上がってたなぁ。うーん、でもただ楽しいってわけじゃなくてヒリヒリするような緊張感も同時にあるんだよな。やっぱり、スゲーよ。 ライヴ終了後、息もたえだえのブッチャー氏に早速出演交渉するも、夏まではスケジュールが埋まってるから無理ということで、あえなく断念。しかし、お疲れの状態にもかかわらず、いろいろと気を使ってくれて感謝してます。
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