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音楽を語るだけではあきたらず、こんなコーナーを作ってしまいました。
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対濱マイク最終兵器「タスク・フォース」 バウ 02/9/17(火) 18:42
 ┗ 対濱マイク最終兵器「タスク・フォース」後編 バウ 02/9/18(水) 15:54

対濱マイク最終兵器「タスク・フォース」
 バウ  - 02/9/17(火) 18:42 -

引用なし
   「私立探偵 濱マイク」が「伝説」に終止符を打つべく最終話を放映したその日
その「伝説」に水を差すためにTBSが送り込んだ「刺客」、
それがドラマスペシャル「タスク・フォース」
放映時間も9時から11時半と先に始めて最後までびっちり「濱マイク」の時間を潰しているうえに視聴者層もちょいかぶり気味。
監督・脚本はよりによって「濱マイク第4話」の監督を務めた行定勲。
このドラマが産業スパイを扱ったものであるのは非常に象徴的である。
ただでさえ瀕死の(視聴率的にね)濱マイク相手にそこまでしなくても・・・
しかも相手は最終話なんだから静観してあげてもいいんじゃないの?
とか言ってみたが私の考えすぎの可能性大。
ただ「濱マ」とどっちをみるか迷った人が結構いたのも事実みたいです。
私もこのあからさまなTBSのいやがらせ(?)に反応して観てしまいました「タスク・フォース」
だって他ならぬ山崎努がでてるしさー見るっしょ普通「濱マ」は録画してさー
で、見終わってひとこと
「スッゲェー・・・あのシーン(限定)」
まあそれがどのシーンかは後述するとして全体的な感想はというと
「はずしたぁああ(頭抱)」
監督やら出演者やらにばかり注意が行って「原作者」に目が行ってなかったのが痛かったっす。
原作は「門田泰明」、あの黒豹シリーズで知られるトンデモ作家さんです。
出張に行く「企業戦士」がキオスクで買って新幹線で読み捨てる。
そんなユーザーのニーズにバリバリ答えてしまいましたー!っつーような小説
まあこんな原作をドラマにしようとした時点でTBSの敗北は見えていた。行定監督も自分で脚本書けば何とかなると思ったのかもしれないが・・・玉砕。
脚本も演出も演技も撮影も結構気合入ってたし、ビデオ撮影の素材に簡易的な方法ながらちゃんとフィルム効果をかけてたのも良かったのにぃー・・・肝心のストーリーがグダグダです(特に後半)。
最初に「濱マ」とターゲットがかぶってる、というようなことを書いたけど実は結構ずれてて
「タスク・フォース」のターゲットには「サブカル好きの若者」は含まれてません。
「企業戦士」なんて大仰なレッテルを貼られながら、やってることは地味ぃーな消耗戦。というおとうさんたちに派手な「企業戦争ファンタジー」のなかで活躍する夢を見せるのがテーマですから。
と、ここまで書いたところで時間がなくなってしまいました(何の?)
「スッゲェー」シーンについてはまた明日!(過度な期待はせぬほうが吉)

対濱マイク最終兵器「タスク・フォース」後編
 バウ  - 02/9/18(水) 15:54 -

引用なし
   前編書いてて思ったんですが観た人いるのか、このドラマ?
そんなわけでかるーくあらすじ紹介します
電機メーカーに勤めてるエリート社員(三上博史)が自社が開発するマイクロマシーンの担当に任命されたために友人は殺されるわ、自分も狙われるわでそこに警視庁がからんできて、ライバル会社がからんできて、防衛庁がからんできて、某国スパイがからんできて、ただのストーカーがからんできて、ボクシング好きの社長に「危機管理」について説教食らって・・・
あーもーおなかいっぱーい、食べれましぇーん、ってよく見たら何これ「うまい棒」?!
まあ要約するとそんなストーリー。
詳しく知りたいひとは公式HPへ↓
http://www.tbs.co.jp/taskforce/
というわけで世のおとうさんたちに気恥ずかしいまでにエールを送りながら(私もちょっと「送られた」気がしてしまいました)
「はぁー明日も仕事早いのにあほなもん観てした・・・」
というため息のみを返され、散っていったドラマスペシャル
「サスペンス版・明日があるさ」もとい「タスク・フォース」ですが
ドラマの終盤にとんでもないものを見てしまいまた!!
件の「スッゲェー」シーンです。
敵をおびき出すために機密資料を持って社長車センチュリーに乗り込んだ三上博史
がらがらの高速道路を何処かに向かってひた走ります。
そしてカメラが前方から走るセンチュリーを映しだすとそこには信じられない光景がっ!
がらがらの高速を走っているはずのセンチュリーの後方100mくらいに大渋滞発生中!何ーっ!
ちなみにこの渋滞、ストーリーには全く関係ありません。ただ単なる渋滞です。超不自然な
・・・考えられることはただひとつ制作サイドによる「車止め」です。
ドラマ等のロケでは「人止め」という行為がよく行われます。
要するに一般の通行者がカメラの前を横切ったりしないように、
制作のスタッフが要所に立ち、本番中だけ通行者にお願いして撮影現場の手前で待っていてもらうわけ。交通量の少ない住宅街などでは「車止め」が行われることもよくあります。
しかし「高速車止め」は初めてみました。多分制作の車を2、3台法定速度ギリギリの低速で並走させて「止めた」んでしょう、許されるのか?それ?(まあ法定速度で走ってる限り法的な理は制作者側にあるわけですが)しかしその「撮影渋滞」を映すか?
というわけで滅多に見れないもんを見せてもらいました。
このドラマ一番のスペクタクルシーンでした。

おまけ
三上博史が勤めている架空の総合電機メーカー「帝和電器産業」の三上の部署にこの「帝和電器」の歴代のイメージキャラクターの人形が飾られてるんです。
ちゃんとオリジナル(?)で作ってます(かなりフリーキーでパチモンなデザインですが)
こういう細かいところちゃんと作ってるドラマって良いですよね。好感度アップです。

しかしこういうどーでもいい作品のほうがレビュー書きやすいなー本当にレビュー書きたい思い入れのある作品に対しては文章がまとまらんのに・・・

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